大事なお店を忘れていました。
夏前後から、毎週ランチで通っている蕎麦の王道、老舗の「砂場」。
ランチタイムはランチ用のメニューしか出ていないため
「そもそもうどんがあるのか?」
という不安を感じていました。
しかし、先日のランチタイムに向かいのお客が食べていたのは
「力うどん」
「これなら絶対ある!」
という確信を持って、とある日の夜、行って来ました。
初めて見るメニュー。

ちゃんとありました!
しかも並と上。
何が違うのかを確認したかったのですが、職場の宴会らしきサラリーマン軍団にてんやわんやしていたので、サクッとオーダーだけして待ちました。
でてきたのは、、、

こちら「上」です。(キリッ)
この時点では並との違いがわかりませんが
「エビがドーン!」
たぶんこれでしょうね。
まず出汁から。
イメージ通りの味というしかボキャブラリーがありません。(^^);
東京人が好む、濃くて甘くてしょっぱいそれです。
麺は普通の太さですが、コシがしっかりしていました。
これなら煮込んでも柔らかくならなそうな感じです。
具も変化球はなし。
強いて言えば、かなり煮こまれた椎茸はそこそこ大きく歯ごたえもよかったです。
やはり特徴はこのドーンと乗っているエビでしょう。
揚げたてというだけでなく、なかなか出汁を吸いません。
汁を吸ってベチャッと出汁に溶け込むあの味わいも好きなだけに、このまま見過ごすわけにはいきません。
思い切って箸で出汁に押し込みました。
そしてこのエビ本体、かなり大きめです。
直径1cm以上、全長15cm以上(目測)は食べ応え十分でした。
1,450円は決して安くありません。
エビの価値をどう見るかで判断は変わってくるでしょうね。
比べるのは酷ですが、牛丼なら並、玉子、味噌汁のセットを何回、、、。
帰り際、おばちゃんに並と上の違いを確認してみました。
するとおばちゃん、小指を立てて
「こんなエビしか乗っていないのが並」
と笑って答えてくれました。
たぶん、それが他の店のデフォルトです。
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